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冷却ファン:2線、3線、4線の違いとは?徹底解説!


公開日時:

2025-07-08

Aモデル⇒ 2ピンコネクタの直流/交流冷却ファン
線数:2本(電源正極+電源負極)

機能:

基本給電のみサポートし、速度調整や監視はできません。

回転数は固定で、入力電圧によって決まります(例:12V/24V/48V)。

適用シーン:

ローエンド機器、シンプルな放熱ニーズ(例:シャーシ補助産業用冷却ファン、低消費電力電子機器)

 

Bモデル⇒3ピン コネクタの直流/交流冷却ファン 
線数:3本(電源正極+電源負極+回転数信号線)

機能:

回転数監視(タコメーター)をサポート:信号線を通じて24V直流/220V交流冷却ファンのリアルタイム回転数をフィードバックします(通常はパルス信号を出力)。

速度調整はサポートしていません。回転数は入力電圧によって制御されます。

適用シーン:

48V直流冷却ファン/110V~220V交流ファンの状態を監視する必要があるシーン(例:サーバー、産業用制御機器)

 

Cモデル⇒ 4ピン冷却ファン(PWMファン) 
線数:4本(電源正極+電源負極+回転数信号線+PWM制御線)

機能:

PWM調速:PWM信号(方形波パルス)によって回転数を動的に調整します(デューティ比制御、例:25%~100%)。

回転数監視:3本の回転数フィードバック機能を保持しています。

高効率節電、騒音制御も向上しています。

適用シーン:

ハイエンドPC、サーバー、インバーターなど、正確な温度制御が必要な機器。

比較まとめ 
タイプ 調速機能 回転数フィードバック 線数 代表的な用途 
2線 ✕ 固定回転数 ✕ なし 2 シンプルな放熱 
3線 ✕ 固定回転数 〇 あり 3 回転数監視が必要な機器 
4線 〇 PWM調速 〇 あり 4 高性能

放熱、インテリジェント温度制御

上記の選定戦略は、低電圧ミニ超薄型冷却ファン分野にも適用できます。

一緒に産業用冷却ファンの選定知識を学び、選定の不安を解消しましょう!